2011年06月30日

日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安が襲う/藤巻 健史 11181

日本破綻 「株・債券・円」のトリプル安が襲う [単行本] / 藤巻 健史 (著); 講談社 (刊)


★★★★☆



随分昔から愛読している、藤巻健史さんの本。



経済予測は、残念ながら外れてばっかりなのだが(苦笑)、

でも、藤巻健史さんの語り口とロジックが好きなので、

ついつい読んでしまう。



 「株・債権・円」のトリプル安が襲う




とのことだが、円安は何年前から言っているの?

と思ってしまう。。。



でも、さすがに日本経済も待った無し、

かもしれない。



ヘッジファンドが、日本国債を

空売りしないのはなぜなのだろうか。。。

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2011年06月29日

致知 2011年7月号 特集「試練を越える」 11180

致知 2011年7月号 特集「試練を越える」

★★★★☆




今回も震災関係の記事が多く、

心打つやら励まされるやら。



でも、今回の震災もショッキングな出来事であったが、

私の原体験はやはり阪神大震災。



鈴木秀子さんの記事に涙する。




 人生を照らす言葉

 地鳴りの中で静かに響いてきた歌声


 一九九五年の阪神・淡路大震災の時のことです。
 地震発生時、Kさんはまだ布団の中にいました。
 突然の激震。あっと思う間もなく家は大きく崩れ、
 同じ部屋に寝ていた奥さんとの間に
 ドーンと何かが崩れ落ちてきて
 夫婦は身動きが取れなくなりました。

 Kさんは大きな声で隣にいる奥さんに声を掛けました。
 しかし返事はありません。
 続いて別の部屋で寝ていた
 幼い二人の子供たちの名前を呼びましたが、
 やはり何の反応もありませんでした。

 Kさんは必死になって家族一人ひとりの名前を呼び続けました。
 声を枯らして叫び続けましたが、
 やがて力尽きていくのを感じました。

 目の前で起きた出来事の重大さが
 分かってくるにつれて心が茫然となり、
 声を出そうという氣力すら失せていったのです。

 やがて氣を取り直したKさんは、
 再び氣力を奮い起こして、何度も何度も
 傍にいるはずの奥さんの名前を呼びました。
 それでも、反応はありません。

 「やはり駄目だったか」

 Kさんは心の中で呟きました。

 どのくらい時間がたったのでしょう。
 諦めかけたKさんの耳に入ってきたものがありました。

 余震の地鳴りの音にかき消されて
 はっきりは聞き取れないものの、
 それは明らかに奥さんの声でした。

 かすかな声で何かを歌っているようです。

 耳を澄まして聞いているうちに、
 それが「故郷」であることが分かってきました。


 兎追いしかの山
 小鮒釣りしかの川
 夢は今もめぐりて
 忘れがたき故郷

 如何にいます父母
 恙なしや友がき
 雨に風につけても
 思いいずる故郷

 こころざしをはたして
 いつの日にか帰らん
 山はあおき故郷
 水は清き故郷


 奥さんは声楽科を出ていて、
 時折舞台でも歌声を披露していたのです。
 おそらく朦朧とした意識の中で、
 この歌を口ずさんでいたのでしょう。

 最初は喘ぐかのように細々としていた歌声は、
 やがて生きようという
 ひたむきな歌声に変わっていきました。

 地響きの音が消えた静寂の中、
 瓦礫の中に差し込んできた
 一条の朝日に照らされて聞こえてくる歌声は、
 まるで大宇宙を満たしているかのようだったといいます。

 こころざしとは自分の生を輝かせること

 歌声は何度も繰り返されました。
 そして「如何にいます父母」という言葉に差し掛かった時、
 Kさんは不思議な感覚に包まれました。

 亡くなったそれぞれの両親が
 突然目の前に現れたかのように感じたのです。

 それはあまりにはっきりした感覚で、
 まるで全身を火の矢で射抜かれたかのような衝撃でした。

 「ああ、両親が助けに来てくれたんだ。
 瓦礫から守ってくれただけでなく、
 いつも見守ってくれていて、
 この世を生きていく上での重石やしがらみを
 取り去ってくれているんだ」

 そう思うと、涙がポロポロと流れました。

 奥さんの歌はやがて三番の歌詞に移っていきます。

 「こころざしをはたして、いつの日にか帰らん」。

 Kさんは、自分が人生の旅路を終えて
 どこに帰るのかと考えた時、
 それは父母のいるところだと理屈抜きに理解しました。

 そして「こころざし」というのは立身出世のことではない。
 この世にいて自分の生を輝かせることだ、
 愛を持って生きることだとはっきりと気づくのです。

 Kさんは瓦礫の中にあって悟りにも似た確信を得ました。
 人間は誰しも大宇宙に生かされた存在であり、
 自分も奥さんも亡くなった両親も、
 ともに深いところで命という絆で結ばれていること、
 生きているうちに身につけた地位や財産は儚く消え去り、
 この世の生を全うした後は魂の故郷に帰っていくということ……。

 Kさんは奥さんの歌声に引き込まれるかのように
 自分も一緒に歌い始めました。
 最初は小声で歌っていたものの、
 奥さんがKさんの歌声に氣づいて
 一緒に調子を合わせ始めたことに氣づくと、
 力いっぱいに歌うようになりました。

 二人の合唱は瓦礫の壁を突き破るかのように響き、
 間もなく二人は救助されるのです。

 残念なことに二人の子供たちは命を失っていました。
 しかしKさんは私にはっきりとこうおっしゃったのです。

 「たしかに悲しいことですが、子供たちは
  自分の使命を終えて魂の故郷に帰っていったのだと思います。
  子供たちは、人間というものは永遠の世界に向かって
  旅を続けている存在であることを
  命に替えて私たちに教えてくれたのです」と。

 Kさんは「故郷」の歌で子供たちを天国に送り、
 亡くなった子供たちの分まで命を輝かせて生きることを
 奥さんと誓いながら明るく生きておられます。



Kさんのような極限状態で、

自分は何を感じ何を思うのだろうか。


 Kさんは「故郷」の歌で子供たちを天国に送り、
 亡くなった子供たちの分まで命を輝かせて生きることを
 奥さんと誓いながら明るく生きておられます。



ここで涙溢れ、止まらない。

自分はそこまで悟れそうにない、悟りたくもないと、
正直思った。


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2011年06月28日

なぜ働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』/田坂 広志 11179

なぜ働くのか―生死を見据えた『仕事の思想』 [単行本] / 田坂 広志 (著); PHPエディターズグループ (刊)


★★★★★




学生さんたちとの対話を通じて、

改めて向き合っているのが、

「なぜ、働くのか」

という、問い続けるべき生涯の問い。



これまでの仕事の中で、

正面からこの問いにぶつかることはなかった。

でも、今は毎日、この問いにぶつかる。



なぜ、私はこの会社で、

この仕事をしているのだろうか。



面接では、一見学生に問うているように見えるかもしれないが、

実は自分自身に問うているのかもしれない。



 知性とは何か。




 いま、世の中の多くの方々が、こう思っています。

 

 「知性」とは、「答えを見つける力」である。




 目の前に問題が出されたとき、それを迅速に解いてみせる。

 それが「知性」だと思っている方々が多いでしょう。




 しかし、そうではありません。

 むしろ、「知性」とは、まったく逆の力です。




 それは「問い続ける力」です。




 なぜなら、皆さんが日々取り組まれている仕事は、

 その多くが、答えのない問いを投げかけてくるからです。




 人事一つでも、戦略一つでも、経営において直面する問題は、

 もしそれを本当に深く考えるならば、答えなどない。




 そして、皆さんが、人生において直面する問題は、

 さらに、答えなどない。

 そのほとんどが、答えなどないのです。




 だから、我々は、真の「知性」を身につけなければならない。




 答えのない問いを、問い続ける力。




 それを身につけなければならないのです。




 生涯かけて問い続けても、答えなど得られる問いを、

 それでも問い続ける力。




 世に溢れる安易な答えに流されることなく、

 精神の深みにおいて答えを求め続ける力。




 その魂の力こそが、真の「知性」なのです。




 そうであるならば、一人の人物が、

 真に知性的な人間であったか否かは、何で決まるのか。




 その生を終えるときです。




 そのときに、それが決まる。




 命尽きるその瞬間まで、答えのない問いを、問い続けたか。




 生を終えるときに、我々に、そのことが問われるのです。




 そのことを忘れないでいただきたい。



採用活動が終わりで終わり、ではない。

就職活動が終わりで終わり、でもない。



なぜ働くのか。

そうだった。

この問いは永遠に問い続けなければならない、問いだった。

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2011年06月27日

未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか/田坂 広志 11178

未来を拓く君たちへ―なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか [単行本] / 田坂 広志 (著); くもん出版 (刊)


★★★★★





採用活動というものは、学生さんたちとの対話を通じて、

自らを省みる、とても機会になる。



なぜ、我々は「志」を抱いて生きるのか、

本書を読んで改めて見つめなおしてみたいと思った。



何度も何度も読んでも、この本は心に沁みわたる。




 「奇跡の一瞬」

 

 それは、まさに「奇跡の一瞬」だ。

 人と人が巡り会う瞬間は「奇跡の一瞬」だ。




 君は、氣がついているだろうか。




 137億年という悠久の時間の流れにある、この宇宙。

 137億年という壮大な空間の広がりの中にある、この宇宙。




 その宇宙の片隅の小さな惑星に生まれた、我々の命。

 悠久の時間の中で一瞬の生を駆け抜ける、我々の命。




 その命と命が巡り会う、一瞬。

 それは、一瞬の人生と一瞬の人生が、重なる一瞬。




 だから、それは「奇跡の一瞬」




 君は、そのことに氣がついているだろうか。





採用活動とは、就職活動とは、

まさにこの「奇跡の一瞬」に他ならない。



全く縁がなかった学生と我々が、

多くの偶然の積み重ねの中で、縁を結ぶ。

これが奇跡の一瞬でなくて、何であろうか。




 もし、君が、誰かと巡り会ったとき、

 心の中でこう思うことができたら、素晴らしい。




 「ああ、深い縁あって、この人と巡り会った。

  この出会いを通じて、お互い成長していこう」




 そう思うことが出来たら、素晴らしい。





そう思えるような、採用活動を続けたい。



この本との出会いにも、改めて、感謝。


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2011年06月26日

己を修め人を治める道―「大学」を味読する/伊與田 覺 11177

己を修め人を治める道―「大学」を味読する [単行本] / 伊與田 覺 (著); 致知出版社 (刊)

★★★★★



「大学」を学んでみたいと思って。



安岡正篤先生のご著書や致知の記事には

度々「大学」が登場する。

「修己治人の学」といえば、マネジメントにも通じそうだ。

一度ちゃんと読んで見なければと思っていた。



伊與田先生の解説を読めば何とか分かるのだが、

白文を読むとさっぱり何だか分からない。



「読書百遍自ずから意通ず」

の先人の知恵のとおり、何度も読んで味わってみよう。

その価値は、ありそうだ。


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2011年06月25日

幸せになるキーワード/鈴木 秀子 11176

幸せになるキーワード [単行本] / 鈴木 秀子 (著); 致知出版社 (刊)


★★★★★




致知で毎回連載をされている、

シスター鈴木秀子さんの本。

心の琴線に触れるような記事が多かったので、

いつかこの方の本を読んでみたい、と思っていた。




 何事にも時があり

 天の下の出来事にはすべて定められた時がある

 生まれる時、死ぬ時

 植える時、植えたものを抜く時

 殺す時、癒す時

 破壊する時、建てる時

 泣く時、笑う時

 嘆く時、踊る時

 石を放つ時、石を集める時

 抱擁の時、抱擁を遠ざける時

 求める時、失う時

 保つ時、放つ時

 裂く時、縫う時

 黙する時、語る時

 愛する時、憎む時

 戦いの時、平和の時





順境な時しかない人生など、あるわけがない。

逆境の時、どう振舞うべきか。



逃げるのでもなく、徒に嘆くのでもなく、

あるがままを受け止め、受け入れながら生きていく。



これこそ、人生の達人、だ。


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2011年06月24日

人物を修める―東洋思想十講 (致知選書)/安岡 正篤 11175

人物を修める―東洋思想十講 (致知選書) [単行本] / 安岡 正篤 (著); 竹井出版 (刊)

★★★★★



安岡正篤先生の本は拝読するようになって

20年近く経つようになる。



若かりし頃は何だかさっぱり分からない、

ということも多かったが、

「きっと、何かがある」

と思い、繰り返し繰り返し読むように努めてきた。



少しづつ少しづつ、「これはこういうことかな?」と

思えるようなことが増えてきた氣がする。



でも、まだまだ「知識」レベル。

これが「胆識」と成るまでは、

まだまだ精進が必要だなぁ、

と改めて反省させられる一冊だった。



この本も、繰り返し読みたい一冊。


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2011年06月23日

最新総合商社の動向とカラクリがよーくわかる本/猪本 有紀 11174

図解入門業界研究 最新総合商社の動向とカラクリがよーくわかる本―業界人、就職、転職に役立つ情報満載 (How‐nual Industry Trend Guide Book) [単行本] / 猪本 有紀, 李 雪連, 安部 直樹, 金子 哲哉 (著); 秀和システム (刊)


★★★★☆



不動産業界や小売業界に身をおいていたときには、

「競合総合商社」などほとんど意識することが無かったのだが。



人事部で仕事をしていると、

否が応でも他総合商社との比較の話が出てくる。

改めて、自分は総合商社の人間だったのだ、と今頃氣付く(笑)。



他総合商社の友人は多いので、

それぞれの社員のキャラクターとか雰囲氣とかは何とか分かるのだが、

学生さんから「他社と比べると御社ってどんな会社ですか?」と

質問されることも多いので、

今一度勉強してみようと思った。



それぞれの記事は面白く、ふむふむと読めるのだが、

「じゃあ、総合商社ってどんな会社なの?」

と問われると、これは一言では説明しきれない。



そういえば、ハーバードやグロービスのケースに

総合商社が登場することはほとんど無いが、

この分かりにくさ、得体の知れなさが原因なのかもしれない。

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2011年06月22日

森信三小伝/寺田 一清 11173

森信三小伝 [単行本] / 寺田 一清 (著); 致知出版社 (刊)


★★★★☆




不朽の名作、

修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書) [単行本] / 森 信三 (著); 致知出版社 (刊)


の森信三先生の伝記。



森信三先生のその深い思想の

バックグラウンドを知ることができる、

貴重な本。



森信三先生は大戦時、

満州などで大変なご苦労をされたことは知っていた。

その辛苦が、晩年に名著「修身教授録」を書かせたのだと、

勝手に思い込んでいた。



ところが、あの素晴らしい修身教授録は、

何と渡満される前、38歳の時に書かれていたことを知ったのが

もっともショックだった。


どうすれば、30代であれほどの

成熟の域に達せられるのだろう。



不惑になっても相変わらず、

迷ってばかりの私が、ここにいる。

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2011年06月21日

なぜこの会社はモチベーションが高いのか/坂本 光司 11172

なぜこの会社はモチベーションが高いのか [単行本(ソフトカバー)] / 坂本 光司 (著); 商業界 (刊)


★★★★☆




モチベーションが高い会社は業績が高い、という仮説を

15社の実例・ケースを通じて解き明かそう、というもの。



グロービス経営大学院のサービスマネジメントで学んだ、

CS(顧客満足)の前に、ES(従業員満足)を上げよ、

というセオリーを、あの手この手で実現している興味深い企業が

次々と登場する。



ただ、感心はすれど、

日本でいちばん大切にしたい会社 [単行本(ソフトカバー)] / 坂本 光司 (著); あさ出版 (刊)



の感激・感動までは無かったかも。



この本を読み返したくなった。

posted by GAKU at 08:00| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 経営 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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