2011年12月31日

禅と陽明学〈下〉 (人間学講話)/安岡 正篤 11365

禅と陽明学〈下〉 (人間学講話) [単行本] / 安岡 正篤 (著); プレジデント社 (刊)

★★★★★



禅と陽明学、という実に広大な分野を

碩学安岡正篤先生が語りつくす。



王陽明などの龍場などでのエピソードは

一読しただけでも楽しめるが、

とても一度二度読んだだけで吸収しきれるようなものではない。

今年の読書で課題に感じているのは

幅広く乱読することも大事だけれど、

「これは」と思う本を繰り返し繰り返し読むことが

私には必要なのでは、ということ。



安岡正篤先生の本は数多くあるが、

その中で敢えて数冊を選び、

何度も何度も味読する。

来年はそのような年にしたいと思う。

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2011年12月30日

幸せになるキーワート゛/鈴木 秀子 11364

幸せになるキーワート゛ [単行本(ソフトカバー)] / 鈴木 秀子 (著); 致知出版社 (刊)


★★★★★



いつからか、「致知」の後半くらいに

さりげなく連載されている、「幸せになるキーワード」。

いつしか熟読するようになった。

これをまとめた本を見つけてくる。



どこの誰にでも、小さな美しい良心というものがあって、

自分の中のそれに氣づく、人の心の中に氣づくこと。

それが「幸せ」というものなのかなぁ、と感じる。

幸せはどこかにあるものじゃない。

自分の中に、自分の周りに幾らでも転がっている。

それに氣づけるかどうか、なのだと。




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2011年12月29日

ツイてる!/斎藤 一人 11363

ツイてる! (角川oneテーマ21) [新書] / 斎藤 一人 (著); 角川書店 (刊)

★★★★★




今年最後の斎藤一人さん本。



読んでいるときは「何だ、こんな簡単なことなど」

と思うのだが、なかなか行じきれない。

「ツイてる」を口ぐせにしようと決心しつつも、

舌を鳴らす自分もまだいたりして。



不惑になっても人間変われるのだ、成長できるのだ、

と思うことにしている。

来年も斎藤一人さんの本を読んで益々成長しよう。



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2011年12月28日

コミュニケーションのための催眠誘導/石井 裕之11362

コミュニケーションのための催眠誘導―恋愛、ビジネス、自己パワーアップ (カッパ・ブックス) [新書] / 石井 裕之 (著); 光文社 (刊)


★★★★★



サブタイトルが



 「何となく」が行動を左右する



という本書。



この「何となく」にとても興味を持っている。



自分自身の「何となく」した行動を

後から吟味するのがとても面白く、そして怖い。



「何となく」であるのは自分自身が

見たくない、考えたくないから

「何となく」導いていることもままにしてある。



そんなことを考えるのに、

この本はとても参考になる。


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2011年12月27日

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)/司馬 遼太郎 11361

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫) [文庫] / 司馬 遼太郎 (著); 文藝春秋 (刊)

★★★★★



NHKドラマ「坂の上の雲」はまだ観ていない。

年末年始の楽しみに取っておいてある。



ドラマを観ると頭の中での妄想と、

テレビでの映像がごっちゃになって

現実との境目がよく分からなくなる。



「坂の上の雲」で誰が好きかといえば、

この巻で壮絶な戦士を遂げる広瀬武夫中佐だ。

強さと優しさ、豪快さと繊細さを併せ持ち、

さわやかに笑って自ら死地に向かう。

NHKドラマでも、藤本隆宏さんという好漢が演じたのが

強烈な印象として残っている。



そのイメージを引きずりながら改めてこの三巻を読むと、

「あれっ?」と思うくらい、あっさり広瀬武夫中佐は戦死してしまった。

思い入れ思い込みが強すぎたのであろうか。



あと、名将マカロフ中将の戦死もNHKドラマでは

省略されていることに改めて氣がついた。

「マカロフじいさん」のあたりのストーリーは

結構好きなところなのだけどな。

これはちょっと残念。


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2011年12月26日

己を修め人を治める道/伊與田 覺 11360

己を修め人を治める道 [ハードカバー] / 伊與田 覺 (著); 致知出版社 (刊)


★★★★★




再読。



致知や安岡正篤先生の本に度々登場する

「大学」。

この「大学」を真剣に学びたいと思っている。



 日々自分の身を修め、更に世のため人のために

 尽くしてやまないような人物を大人(たいじん)と申します。

 その大人となるために最も手近な古典が「大学」です。


「人間学」を求めて渉猟してきたが、

どうやら「大学」に「それ」があるらしい。

一つ一つの話やエピソードに面白さは感じるけど、

二度くらい読んだだけではまだまだよく分からない。



この本も何度も読むべし、だ。


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2011年12月25日

強運/斎藤 一人 11359

強運 [単行本] / 斎藤 一人 (著); PHP研究所 (刊)

★★★★★




斎藤一人さんが最近出された本。



 本当に強運な人は、「ひとつ上」に上がる努力をする人です。

 手が届くところに上がるんです。

 足が届くところに上がるんです。

 神様が、次にあがるところの手がかりをくれないなんてこと、

 ありません。

 もしくれなかったとしたら、本人の勉強不足です。



シンプルな教えだけど、ずしりと重い。

もうすぐ2011年が終わるけど、

どれほど「ひとつ上」に上がる努力が出来ただろうか。

まだまだ全然勉強不足だよな、

と今年一年を反省しつつ、読む。



この本で絶賛されていたのが、

この本。

耳で聞くD・カーネギー人を動かす オーディオCD版 [単行本] / デール カーネギー (著); 創元社 (刊)


 カーネギーの「人を動かす」は、世界中でたくさんの人に読まれている名著です。

 その「人を動かす」を読んで、「ここがちょっと納得いかないんです」

 とか言う人がいます。

 でも、この本は「世界の名著」なんですよ。

 世界中で愛読されている本なんです。

 だからもし、この本を読んで、「ここがちょっと・・・」って感じたら、

 その人自身の考え方が間違っているかもしれない。

 何かを学ぶときに、すでに成功している人のやり方をみて、

 「あの人のやり方はわかりにくい」とか

 「あのやり方は間違っている」とか。

 そんなことを言うもんじゃないんです。

 そんなこと言うんだったら、自分が本を書けば良い。

 その本が世界で「人を動かす」以上に売れたら、私が評価すしますから。

 モノを学ぶときには、もっと謙虚になるんです。

 「氣愛」をいれて、学ぶんです。





この名著は二度ほど読んだが、正直なところちょっと苦手だった。

「人を動かす」というタイトルが好きになれなかった。

でも、もっと素直に読まねば学ばねば、と反省。

「人を動かす」も、来年には七回、読んでみよう。


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新装版 自彊術入門―1日15分、31の動作で心と体が強くなる/池見 酉次郎 11359

新装版 自彊術入門―1日15分、31の動作で心と体が強くなる [単行本] / 池見 酉次郎 (著); ごま書房 (刊)

★★★★☆




合氣道は最強の健康法、だと思うが

難点が一つある。

一人ではなかなか思うように稽古ができない、ということだ。

一人稽古も無いことは無いのだが、

あくまでも稽古法、であって健康法、

としてはあまり確信を持てない。



そんな中、致知にこの自彊術(じきょうじゅつ)のことが出ていた。

この言葉で思い出したのだが、

そういえば昔可愛がってくれていた伯母が、

この自彊術をやっていた。

何かの縁か、と思い入門書を取り寄せてみる。



一日十五分、三十一の動作で心と体が強くなる、

のだそうだ。

何となく、だが「本物」の予感がする。



以前から多少出ていたのだが、

今年の秋冬は特に神経痛の症状が強く、

せいぜい週一回しか出来ない合氣道や、

薬・病院に頼らない「何か」を求めていたところ。



やってみたい、と思うのだが

写真の解説を見る限りではよく分からない箇所がいくつかある。

冬休みに動画でも探して勉強してみよう。


タグ:自彊術
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2011年12月24日

死にゆく者からの言葉 (文春文庫)/鈴木 秀子 11358

死にゆく者からの言葉 (文春文庫) [文庫] / 鈴木 秀子 (著); 文藝春秋 (刊)


★★★★☆



誕生を祝う日、に「死」の本も無いかとも思ったが。



鈴木秀子さんは致知に連載をされていて、

その言葉がいつも心に響くので

彼女の本を読んでみたいと思っていた。



死にいく方は、死の前に、

消えるろうそくの炎がぱっと一瞬明るくなるかのように、

急に元氣になることがある、という。

死にいく方々は、自分には残された時間が僅かでしかない

ことを知っているのだそうだ。



18年前に亡くなったばあちゃんのことを思い出した。

静岡にばあちゃんは住んでいたので、

東京で学生をしていた私はそのときも臨終の際にも

間に合うことが出来なかった。

でも、看病していたお袋が

「あの時はすっかり快方に向かうのかと思って

いろいろな話をした」と言っていた。



人間はいつ死ぬか、分からない。

自分はおくる方か、おくられる方か、も分からない。

大事な方とのお別れのとき、

このことは覚えておいたほうがいい、と思った。


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2011年12月23日

心に響く小さな5つの物語 2 (「小さな人生論」シリーズ)/藤尾 秀昭 11357

心に響く小さな5つの物語 2 (「小さな人生論」シリーズ) [単行本] / 藤尾 秀昭 (著); 片岡 鶴太郎 (イラスト); 致知出版社 (刊)

★★★★★




自分は何と恵まれているのだろう、

と感謝しつつも申し訳なさまで感じてしまう本。




 「足なし禅師」と呼ばれる禅僧がいた。




 小沢道雄師。

 大正九年生まれ。

 幼少期、曹洞宗の専門道場で修行。

 二十歳で召集を受けて満州へ。

 昭和二十年、二十五歳で敗戦。

 シベリアに抑留され強制労働。

 だが、肩に受けた銃創が悪化し、

 役立たずは不要とばかり

 無蓋の貨車で牡丹江の旧日本軍病院に後送される。




 氷点下四、五十度の酷寒に夏服のままで、

 支給された食料は黒パン一個、

 飲み水もままならず、

 三日間を費やした行程で死者が続出した。

 小沢師は死こそ免れたが、両足が凍傷におかされた。

 膝から切断しなければ助からない。




 その手術の担当軍医は内科医で、外科手術はそれが初めて。

 麻酔もない。

 メスを執った軍医が

 しばらく祈るように目を閉じた姿を見て、

 小沢師はこの軍医に切られるなら本望だと思い定めた。 


 想像を絶する激痛。

 歯がギリギリ噛み合い、

 全身がギッシと軋んで硬直した。

 すさまじい痛みは1ヶ月余続いた。




 八月に突然の帰国命令。

 歩けない者は担架に担がれ、

 牡丹江からハルピン、奉天を経て胡廬島まで、

 千五百キロを徒歩で行くことになった。


 だが、出発して3日目の朝、

 目を覚ますと周りに誰もいなかった。

 満州の荒野に置き去りにされたのだ。

 あらん限りの大声で叫んだ。




 折りよく通りかかった

 北満州から引き上げ途中の開拓団に救われたのは、

 僥倖というほかはなかった。


 崖っぷちを辿るようにして奇跡的に帰国した小沢師は、

 福岡で再手術を受け、故郷相模原の病院に送られた。

 

 母と弟が面会に来た。




 「こんな体になって帰ってきました。

  いっそのこと死のうと思いましたが、

  帰ってきました。」




 言うと、

 母は膝までの包帯に包まれた脚を撫で、

 小さく言った。




 「よう帰ってきたなぁ。」




 母と弟が帰ったあと、

 小沢師は毛布をかぶり、声を殺して泣いた。


 懊悩の日は続いた。

 氣持ちはどうしても死に傾く。

 その果てに

 湧き上がってきた思いがあった。


 比べるから苦しむのだ。 

 比べる元は二十七年前に生まれたことにある。

 二十七年前に生まれたことを止めて、

 今日生まれたことにしよう。

 両足切断の姿で今日生まれたのだ。
 そうだ、本日たったいま誕生したんだ。

 足がどんなに痛く、足がなく動けなくとも、

 痛いまんま、足がないまんま、動けないまんま、

 生まれてきたのだから、何も言うことなし。  
 本日ただいま誕生!  


 深い覚悟である。


 一. 微笑みを絶やさない
 一. 人の話を素直に聞こう
 一. 親切にしよう
 一. 絶対に怒らない




 小沢師はこの4つを心に決め、五十八年の生涯を貫いた。

 命の炎を燃やして生き抜いた足なし禅師の人生だった。


 「主(あるじ)」という字の「`」はロウソクの炎。

 「王」は台のこと。

 

 自分のいる環境を照らして生きる人のことを、

 「主」と言う。




 命の炎を燃やして生きるとは、

 自分が自分の人生の主人公となって生きることである。




「致知」は難しいのは仕方ないけど、

このくらいの文章ならば小学校五年生の娘にも

何か感じてもらえないだろうか。



最近ハリーポッターしか読まない長女に、

是非読んで欲しい。

娘と、この感動を分かち合える時が来ることを祈っている。


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