2010年05月24日

グロービス経営大学院 卒業式と卒業生代表謝辞の言葉

今日、グロービス経営大学院の卒業式があった。

ありがたいことに、106人の卒業生の中で、
上位5%の成績優秀者修了者の表彰を頂き、
また2人の卒業生代表謝辞の1人に選んで頂く。

申し上げたい事、感謝したい事は山の様にあれど、
その5分間のスピーチに万感の意を込めさせて頂いた。

全く恥ずかしいことではあるものの、
その原稿をここに記させて頂きたい。

正直なところ、噛むことも詰まることも多かったけれど、
田坂広志先生や安岡正篤先生、
斎藤一人さんのお言葉も借りつつ、
今の素直な氣持をそのまま伝えることが出来たと思う。

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まず、これまでお世話になった講師の先生方、事務局の皆さん、
そして温かく支えてくれた家族に
厚くお礼を申し上げたいと思います。
楽しく充実した学生生活がおくれたこと、
また今日の様な晴れやかな卒業式を
ご多忙な中、祝って頂けること。
本当に皆様のお陰です。ありがとうございました。
卒業生全員の思いを込めて、改めて感謝申し上げます。

今日は「一隅を照らす」というお話をしたいと思います。
一燈照隅、萬燈照国という言葉があります。
天下国家をあれこれ論じるよりも、
まず自分がいる場所、片隅を明るく照らせる人間になれ。
世の中を変えるためには、まずは自分のできることを尽くせ。
という最澄の言葉です。

私の人生の原体験は15年前の阪神大震災です。
美しかった街が一瞬にして地獄に変わり、
目の前で多くの方々が亡くなりました。
震災で私は、
『人生には必ず「終り」がある。
その「終り」がいつ来るかは、誰にも分からない。
そして、この人生は、たった一度しかない』
という真実を、身を以って経験させて頂きました。

無念にも亡くなられた方々の分も生き抜き、
彼らに恥ずかしくない一生を創り上げることを通じて、
ささやかでも世の中に貢献し恩返しすること。
一隅を照らすこと。
それが、まだ命を与えられている、私の使命です。

その使命を果たす為、自己流での仕事の進め方に限界を感じた為、
グロービス経営大学院の門を叩きました。
具体的に、入学の際自らに3つの誓いを決めました。
1つめ 万全の準備で講義に臨みこと。
    一回の講義の為に20時間以上予習する。
    成績はA評価を8割以上のクラスで取ること。
2つめ 在学中も年間365冊の読書を欠かさないこと。
3つめ 家族や仕事、ライフワークの合氣道の稽古も
手を抜かないこと、大学院を言い訳にしないこと。
この3つの誓いを心に、4年間全力を尽くしました。

そして今日、私たちはグロービス経営大学院を卒業します。
でも、卒業した、ここからがまさに真剣勝負、です。
決して「終わり」ではありません。
学んだことを如何に活かすか。
そしてそのためにも在学中以上の濃さ深さを以って、
学び続けることが出来るか。
一日一日を生き切る、一隅を照らす。
その「覚悟」を胸に刻み、歩み続けることが出来るかどうか。
グロービスでのこの数年間が本当に活きたものになるのかどうか。
それにかかっているでしょう。

内外の状況を深く省れば、このままで往けば、
日本は自滅するほかはありません。
先日のIMDの発表では日本の国際競争力は
また順位を下げ、27位まで堕ちました。
私たちはこれをどうすることも出来ないのでしょうか。
私たちが何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。
私たちが何とかするほか無いのです。

私たちは日本を変えることが出来ます。
今必要なことは、暗闇を嘆くことではなく、

パッと一つのあかりを付けることです。
私はまず私の周囲の闇を照らす一燈になりたいと思います。
是非、グロービスのこの仲間で、

手のとどく限り、至る所にあかりを、ともしましょう。
一人一燈なれば、萬人萬燈です。
日本はたちまち明るくなります。
お互い真剣にこの世直し行に、励もうではありませんか。

今、私たちの目の前に人生という山が聳え立っています。
卒業後も、高い「志」を抱き、この人間成長という山道を、
お互い道は違えども、弛まず登り続けましょう。
卒業すれば今までの様に度々会うことは出来無いでしょう。
でも、たとえ会えなくても、私は皆がそれぞれ世界で
それぞれの道を登り続けていることを信じています。

そして私はいつの日か、その頂に必ず辿り着きます。
ここで出会った皆さんと、この人生の最後に、
この人生という山の頂で、語り合うことを夢見ています。
お互い、一隅を照らす、最高の一生だったね、と。
そう語り合いましょう。

皆様の益々のご活躍を心からお祈り申し上げます。

今日は本当にありがとうございました。

簡単ですが代表謝辞とさせて頂きます。
posted by GAKU at 00:10| 千葉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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