2010年11月11日

神の肉体 清水宏保/吉井 妙子 10315


神の肉体 清水宏保

神の肉体 清水宏保

  • 作者: 吉井 妙子
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2002/04
  • メディア: 単行本





★★★★★
もう三回目の本書。

読む度に、ドキドキする。



残念ながら2005年の世界距離別選手権で2位になったのを最後に、

世界では目立った成績を残せなくなってしまっていた。

そしてついに今年の春に現役を引退してしまったが、

清水宏保選手の印象は強烈に残っている。



今回読んで、興味を惹いたのはここ。



 清水には、毎年のオフシーズンの七ヶ月間に行う

 トレーニングにはある信念があった。

 それは、同じトレーニングを繰り返さないということである。




 「筋肉って、結構賢いんですよ。

  それにずるいし。

  何度も同じような負荷を与えていると、

  筋繊維に組み込まれた知覚神経が学習してしまって、

  それほど変化しなくなってしまう」



これは筋肉に限らず、感覚的なものも同じだと思う。



同じ稽古を繰り返ししていると、一生懸命集中しているつもりでも

どこかで「学習」してしまって、「さぼる」のだ。



合氣道だと、稽古相手を変える、稽古メニューを変える、

そして他の武道や他のスポーツに挑戦してみることで、

今まで「ルーティン」になってしまった稽古が、

また新たな輝きを持つことが往々にしてある。


「慣れる」「習慣」というのは、

「厳しい稽古が日常になる」など素晴らしい面ももちろんあるけれど、

でも一方怖い面もあるよなぁ、と改めて感じた次第。



清水宏保さんには、トップアスリートしか見えない世界を

今後は思う存分語って頂きたい。


posted by GAKU at 08:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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