2011年12月31日

禅と陽明学〈下〉 (人間学講話)/安岡 正篤 11365

禅と陽明学〈下〉 (人間学講話) [単行本] / 安岡 正篤 (著); プレジデント社 (刊)

★★★★★



禅と陽明学、という実に広大な分野を

碩学安岡正篤先生が語りつくす。



王陽明などの龍場などでのエピソードは

一読しただけでも楽しめるが、

とても一度二度読んだだけで吸収しきれるようなものではない。

今年の読書で課題に感じているのは

幅広く乱読することも大事だけれど、

「これは」と思う本を繰り返し繰り返し読むことが

私には必要なのでは、ということ。



安岡正篤先生の本は数多くあるが、

その中で敢えて数冊を選び、

何度も何度も味読する。

来年はそのような年にしたいと思う。

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2011年12月17日

安岡正篤 活学百言/安岡正泰 11351

安岡正篤 活学百言 [単行本] / 安岡 正泰 (編集); 致知出版社 (刊)


★★★★☆



正直なところ、安岡正篤先生の本は、

一読しただけでは分からないものが多い。

でも、何度も何度も読んでいると、

「自ずから意通ず」でだんだんと心に沁みこんでくるものがある。

この本も、同じか。



まだまだ全然学びが足りない。


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2011年12月05日

禅と陽明学〈上〉 (人間学講話)/安岡 正篤 11339

禅と陽明学〈上〉 (人間学講話) [単行本] / 安岡 正篤 (著); プレジデント社 (刊)

★★★★★



ヨーガから釈尊、老荘思想、達磨から六租慧能まで、

実に幅広く奥深く分かりやすく解き明かす。



一見バラバラに見えるものだが、

密接に絡み合い強く影響しあっていることが

よくよく分かる名著、いや名講義。



本書を読むのは恐らく三回目だが、

読むたびに他の本などで得たものも繋がってきて、

実に面白い。



「教養」とはこの様な本を熟読し味わい尽くすことなんだろうなぁ、

という微かな予感がする。

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2011年09月25日

安岡正篤一日一言/安岡 正篤 11268

安岡正篤一日一言 [単行本(ソフトカバー)] / 安岡 正篤 (著); 安岡 正泰 (監修); 致知出版社 (刊)

★★★★★


良き書に触れると、身体が熱くなる。

この本には、何度熱くさせて頂いたことか。



また良き書は、自分の至らなさを突きつけられるようで、

愕然とする。

この本には、何度我が身が恥ずかしくなり

俯かされたことか。




 六中観



 忙中閑有り

  忙中に掴んだものこそ本物の閑である。

 苦中楽有り

  苦中に掴んだ楽こと本当の楽である。

 死中活有り

  身を棄ててこそ浮ぶ瀬もあれ。

 壺中天有り

  どんな境遇でも自分だけの内面世界は作れる。

  どんな壺中の天を持つか。

 意中人有り

  心中に尊敬する人、相ゆるす人物を持つ。

 腹中書有り

  身心を養い、経綸に役立つ学問をする。

 

 私は平生窃かに此の観をなして、如何なる場合も決して絶望したり、

 仕事に負けたり、屈託したり、

 精神的空虚に陥らないよう心がけている。





 死後に残るもの



 一人物の死後に残り、

 思い出となるのは地位でも財産でも名誉でもない。

 こんな人だった。

 こういう嬉しい所のあった人だというその人自身、

 言い換えればその人の心・精神・言動である。

 このことが、人間とは何かという問いの真実の答になる。





 人物の深浅



 物を評するは己を告白することだ。

 深い人は何でもないことを深く解釈し、 

 詰まらぬ人間は深いことを浅く解釈する。

 心暗ければ世暗し、心明るければ世明るし、

 心深ければ世深し、心浅ければ世浅し。





 

 萬燈行




 内外の状況を深思しましょう。

 このまま往けば、日本は自滅するほかはありません。

 我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。

 我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。

 我々が何とかするほかはないのです。

 我々は日本を易えることができます。

 暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう。

 我々はまず我々の周囲の暗を照らす一燈になりましょう。

 手のとどく限り、至る所に燈明を供えましょう。

 一人一燈になれば、萬人萬燈です。

 日本はたちまち明るくなりましょう。

 これが我々の萬燈行です。

 互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。




自分自身と向き合い、叱咤し、励ます為にも、

安岡正篤先生の本は、読み続けたい。


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2011年07月01日

新編 経世瑣言/安岡 正篤 11182

新編 経世瑣言 [単行本] / 安岡 正篤 (著); 明徳出版社 (刊)

★★★★☆


安岡正篤先生のこの本は読んだことがなかった。

図書館で見つけたので、早速借りてみる。



相変わらずの博覧強記ぶりに舌を巻くのだが、

今まで読んだ安岡正篤先生の本とは一味違う、

腹の奥に溜まっていた真情を吐き出すかのような語り口。


高邁で近づきがたい安岡正篤先生もまた魅力的だが、

また違った味わいがある、

新しい世界を感じさせてくれた一冊だった。

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2011年06月24日

人物を修める―東洋思想十講 (致知選書)/安岡 正篤 11175

人物を修める―東洋思想十講 (致知選書) [単行本] / 安岡 正篤 (著); 竹井出版 (刊)

★★★★★



安岡正篤先生の本は拝読するようになって

20年近く経つようになる。



若かりし頃は何だかさっぱり分からない、

ということも多かったが、

「きっと、何かがある」

と思い、繰り返し繰り返し読むように努めてきた。



少しづつ少しづつ、「これはこういうことかな?」と

思えるようなことが増えてきた氣がする。



でも、まだまだ「知識」レベル。

これが「胆識」と成るまでは、

まだまだ精進が必要だなぁ、

と改めて反省させられる一冊だった。



この本も、繰り返し読みたい一冊。


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2011年06月05日

照心講座―古教、心を照らす 心、古教を照らす/安岡 正篤 11156

照心講座―古教、心を照らす 心、古教を照らす [単行本] / 安岡 正篤 (著); 致知出版社 (刊)

★★★★★


今日は私の不惑の誕生日だ。

一日一冊の目標からすれば、

何百冊、何千冊の一冊に過ぎないが、

何となく、今日読む本にはこだわりたい、と思った。



これからの読書生活の目指したい方向は、

「時務学」よりも「人間学」である。

「どうやれば上手く行くのか」よりも

「自分はどうあるべきか」に興味がより傾きつつある。



改めて、しっかり読み直したいのが、

この安岡正篤先生の本。

20代の頃から愛読しているが、

如何せん経験が少ない中では

分からないことピンとこないことも少なくなかった。



お陰様でこれまで少なからぬ貴重な経験・体験を

させて頂いたので、それらを踏まえながら、

「実学」「活学」としてもう一度一から安岡教学を学びなおしたい。



何年生きることが出来るかわからぬが、

もし80年生きられるとしたら、不惑は人生の折り返し地点。

「あと半分」、ではなく「もう半分しかない」

「もしかしたら半分どころか、今日明日が人生の終わりかもしれない」

という覚悟を以って、走りぬきたい。

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2011年02月03日

安岡正篤 心に残る言葉/藤尾 秀昭 11034

安岡正篤 心に残る言葉 [単行本] / 藤尾 秀昭 (著); 致知出版社 (刊)

★★★★★



致知出版藤尾秀昭社長が語る、

安岡正篤先生論。



 本物にしびれる



 そして、この言葉も私が大好きな言葉です。




 「人は何にしびれるか。

  何にしびれるかによって、その人は決まる。

  中江藤樹は『論語』と王陽明にしびれていた。

  人間は本物にしびれなければならない」
この言葉に、しびれるね。



安岡正篤先生や致知には、

私もしびれっぱなしだ。
本当に偶然にも本物に出会えて、

私は実に幸せだ。


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2011年01月16日

心に響く言葉―真摯に生きる人のための人間学/安岡 正篤 11016

心に響く言葉―真摯に生きる人のための人間学 [単行本] / 安岡 正篤 (著); 安岡正篤講話選集刊行委員会 (編集); ディシーエス (刊)

★★★★☆



本書を読んでいてフト氣付いたのだが、

安岡正篤先生の本は

「〜でなければならぬ」

などの断定口調が多い。

それも、その理由など抜きに、だ。



他の人の本だと、

「なぜそんなことが言えるんだよ〜」

とついつい反論してしまいたくなるところだが、

根拠も無い断定でも納得させられるのが

安岡先生の本の凄いところ。



まぁ、根本的な価値観・倫理観に理由など必要ないとも思う。

でも、そこに理由や根拠、そして議論を求めた

ハーバードビジネススクールのマイケル・サンデル教授は

ある意味エライ。


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2010年12月29日

人生の五計―困難な時代を生き抜く「しるべ」/安岡 正篤10363

人生の五計―困難な時代を生き抜く「しるべ」 (現代活学講話選集) [単行本] / 安岡 正篤 ...

★★★★☆




何度も読み返している、本書。



人生の五計とは、



 生計;起きてから寝るまで、日々毎日心がけるべきこととは何か

 身計;わが身をいかに人間として社会に対処させていくべきか

 家計;夫婦、親子関係はどうあるべきか

 老計;いかに「老」たるものの価値を生かして生きるべきか

 死計;「死」を超越し、不朽不滅に生きる生き方とは



だが、行く一年を振り返り、

来る一年を臨む今こそ読むに相応しい。



一年の計は元旦に有り、の1月1日がもう近づいているが、

来年の私の五計は如何にあるべきか。

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2010年05月14日

日本の父母に/安岡 正篤 10134


日本の父母に

日本の父母に

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2009/10
  • メディア: 単行本




★★★★☆

人の親となることほど簡単で、
且つ難しいことはない。

子供を育てる、なんて口にするのは
実におこがましい事であり、
子供に育てて頂いている様なものだとも思う。

安岡正篤先生が父母について書いていらっしゃる、という。
これは買わねばなるまい。

これは「父母論」とはどのような関係があるのだろうか?
となかなか浅い理解では追いつかぬところもあったが、
やはり、記憶にとどめるべきは最後の「父母憲章」だろう。

 「父母憲章」

 一 父母はその子供のおのずからなる
    敬愛の的であることを本義とする。
    父母を分けて言えば、父は子供の敬の的、
    母は愛の座であることを旨とする。
    不幸にして父母の孰れか欠けた場合、
    残った方が両者の分を兼ねねばならないということは
    言うまでもない。

 二 家庭は人間教育の素地である。
    子供の正しい特性とよい習慣を養うことが、
    学校に入れる前の大切な問題である。
    このことが善く行われれば、
    少年の非行犯罪もほとんどなくなることは、
    各国において実証されている。

 三 父母はその子供の為に、学校に限らず、
    良き師・良き友を択んで、
    これに就けることを心掛けねばならぬ。

 四 父母は随時祖宗の祭りを行い、
    子供に永遠の生命に参ずることを知らせる
    心掛けが大切である。

 五 父母は物質的・功利的な欲望や成功の話しに
    過度の関心を示さず、親戚交友の陰口を慎み、
    淡々として、専ら平和と勤勉の家風を作らねばならなぬ。

 六 父母は子供の持つ諸種の能力に注意し、
    特にその隠れた特質を発見し、
    啓発することに努めねばならぬ。

 七 人生万事、喜怒哀楽の中に存する。
    父母は常に家庭に在って
    最も感情の陶冶を重んぜなばならぬ。

はぁっ。
子供を叱っている場合じゃないな、これは。
タグ:安岡正篤
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2009年11月29日

禅と陽明学〈上〉 (人間学講話)/安岡 正篤 09333

禅と陽明学〈上〉 (人間学講話)/安岡 正篤

¥2,100
Amazon.co.jp
★★★★★
原始佛教から禅の第六祖慧能までの
仏教の大きな流れを
時の時代・政治背景やヨーガ、易、文化、儒教など
縦横無尽に織り交ぜながら
近代の碩学安岡正篤師が「思想の流れ」を滔々と語る。

安岡教学の幅の広さ、奥深さに改めて感服。
これぞ安岡正篤先生の本!と
思わず膝を叩きたくなる。

印象深いところは多々あれど、
今回特に心に残ったのは、

 「上求菩提 下化衆生
 (じょうぐぼだい げけしゅじょう)」


だろうか。

つい最近読んだ致知 で、
松原泰道先生も
「お釈迦様の教えを一言で表すと」
でこのことを仰っていた。

偉大なる二人の師が
共に大事にしたこの言葉。

改めて噛み締め味わいたい。
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2009年11月06日

論語に学ぶ (PHP文庫)/安岡 正篤 09310


論語に学ぶ (PHP文庫)

論語に学ぶ (PHP文庫)

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2002/10
  • メディア: 文庫




★★★☆☆

素読等で多く親しむようになった論語を
もっと深く勉強したい。

安岡正篤先生の本には当然ながら論語は頻出する。

「安岡教学」の中では論語はどのような取り上げ方を
されているのか、とても興味があり本書を手に取った。

一つ一つの解釈の深さが他の類書とは全然違う。

「他ではこう読むが、本来はこう解釈するべきだ」
というところも多く、論語の深淵さを垣間見た氣がした。
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2009年09月15日

いかに生くべきか―東洋倫理概論/安岡 正篤 09258


いかに生くべきか―東洋倫理概論

いかに生くべきか―東洋倫理概論

  • 作者: 安岡 正篤
  • 出版社/メーカー: 致知出版社
  • 発売日: 2000/06
  • メディア: 単行本





★★★★★
おそらく安岡正篤先生のご著書の中でも
最難関のうちの一冊だと思われる本書。

前回は玉砕氣味だったので
今回は二日間にかけて熟読する。
速読は一旦忘れ、わからないところは何度も読み返す。
「読書百万遍意自ずから通ず」と言うではないか。

丹念に読んでいると、他の安岡正篤先生の本でも
登場することと結構重複していることが多いことに氣付けた。

副題が「東洋倫理概論」(暁鐘という初案も)というだけに、
古代中国や日本の幅広く深い安岡正篤先生の学識に改めて驚く。
日本にはこんなに素晴らしい先人がいたのだ、と。

いかに生くべきか―東洋倫理概論/安岡 正篤 07161
タグ:安岡正篤
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2009年09月01日

安岡正篤―人生は難題克服に味がある/安岡 正篤 09244


安岡正篤―人生は難題克服に味がある

安岡正篤―人生は難題克服に味がある/安岡 正篤
¥1,050
Amazon.co.jp
★★★☆☆
つい最近になって発見された安岡正篤先生の講演録。
「東洋思想入門書」と帯のコピーにはあるが、
もっともっと安岡正篤先生のいい本があるよなぁ。

でも、確かに陰陽五行や干支の説明は
この本がわかりやすいかもしれない。

他の安岡正篤先生の本が
読みたくなった。
タグ:安岡正篤
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