2010年10月07日

「法令遵守」が日本を滅ぼす/郷原 信郎 10280


「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)

「法令遵守」が日本を滅ぼす (新潮新書)

  • 作者: 郷原 信郎
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2007/01/16
  • メディア: 新書





★★★★☆



グロービス経営大学院の堀義人学長が Twitter

で本書の書評を書かれていたので興味を持った。



コンプライアンスは単なる「法令遵守」ではなく、

「社会的要請への適応」と考える、

という著者の主張は尤もだと思う。



3年ぶりに本社に戻ってきて驚くのは、

コンプライアンスへの過剰とも言える神経質さ、だ。

確かに一部の企業、一部の経営者、従業員に問題はあるのだろうけど、

全ての人をまるで犯罪者として扱うかのごとくの

コンプライアンスは見ていて呆れるばかり。



取締りを強化し犯罪には厳罰化すれば

悪人は綺麗に居なくなる、ハズは無いだろう。

日本が滅びるずっと前に、

「コンプライアンス過剰」の組織が滅びるだろう。
posted by GAKU at 08:00| 千葉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

M&Aドキュメント 事業売却/藤田 浩 09338


M&Aドキュメント 事業売却

M&Aドキュメント 事業売却

  • 作者: 藤田 浩
  • 出版社/メーカー: 商事法務
  • 発売日: 2004/03
  • メディア: 単行本



★★★☆☆

こちらの本も
Makko@MBA の学生(米国留学中)さんに
教えていただく。
いつもありがとうございます。

現役弁護士が描く、M&Aストーリー。

現役弁護士作家、といえば


買収者(アクワイアラー)

買収者(アクワイアラー)

  • 作者: 牛島 信
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2000/02
  • メディア: 単行本




の牛島信さんを思い出すが、
牛島信さんよりもストーリーや人物描写は控え目で、
その分法律面の比重が大きい。

会社法や民法は大学生時代から好んで学んだし、
宅建主任者でもあるし(笑)、
法律は比較的馴染みがあると思っていたが、
真剣に考え出すと実に難しい本だった。

前書きに

 法律の素人が、ビール片手に 
とあるが、それは無理な相談だ(苦笑)。
喫茶店でかなり根つめて読んだが、
かなりの部分が曖昧なままで読み終わった。

分かったことは
「M&Aの実務では優秀で経験豊富な弁護士が必要だ」
ということか(笑)。

私は法務面は弁護士の説明が理解できる、
程度にまで頑張って、
経営戦略やマーケティング、PMIで価値を出さねば。
役割分担、っと。
posted by GAKU at 08:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月08日

第三の買収/牛島信 09312

★★★☆☆

MBO(経営者による企業買収)を取り上げた企業法律小説。
舞台は年商2000億の一部上場企業。
サラリーマン上がりだが強権を振るう社長がMBOを決意する。
そこにハゲタカファンドが買収を仕掛ける。

企業は誰のものなのか。
その問いに、小説という手段とMBOという切り口で迫る。

M&Aは関心のあるテーマだ。
先日、中国IT最大手の聯想控股グループによるSJIへの
買収交渉が新聞記事となっていた。

また、その前には中国の家電量販大手蘇寧電器集団による
ラオックスへのM&Aが話題になったばかり。

中国では国家戦略として「走出去」と呼ばれる、
中国企業による海外でのM&Aが頻繁に行われ始めている。

今、時価総額(09年3末)で世界の企業をみると、
トップ10のうち、中国企業は3社(アメリカが6社、イギリスが1社)
を占め、日本企業はトヨタがやっと21位。

株式交換などを使えば中国企業が業績悪化や株安に苦しむ
日本企業を買収するのには比較的容易な時代が来ている。

状況証拠だらけの私の勝手な予想では、
今後私の属する不動産業界、小売業界は
中国企業が一つの軸となって再編が進むのではないか、と思っている。
日本ではマーケットの成長鈍化、成熟化が顕著で
次の打ち手が見つけられない状況だ。

しかしながら日本企業のノウハウや人材は中国市場でなら
小売業や商業施設の接客や運営ノウハウは日本が数歩前を行っている。
彼の地ならまだまだ活かせられるのではないか。

但し、ノウハウが人につきやすいので、M&Aに適している業界とは
必ずしも言えないとは思うが。

そういえば、「映画ハゲタカ」も中国国策ファンドによる
日本自動車メーカーへのクロスボーダーM&Aがテーマだった。

今は相対的に円が強いが、今後の元/円相場など次第では
大きな変化があるかもしれない。

それは、当社や当社の社員にとって、
チャンスなのかピンチなのか。
自分にとってはどのような意味合いを持つのか。

単なる杞憂、妄想かもしれないが(笑)
心と頭の準備だけはしていこうと思う。
posted by GAKU at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月06日

やっぱり会社は「私」のものだ (じっぴコンパクト)/牛島 信 09279


やっぱり会社は「私」のものだ (じっぴコンパクト)

やっぱり会社は「私」のものだ (じっぴコンパクト)

  • 作者: 牛島 信
  • 出版社/メーカー: 実業之日本社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本



★★★☆☆
久々の牛島信さんの本。
企業法律小説ではなく、エッセイ集。
やはり牛島信さんの本は
小説のほうが面白く、
メッセージも受け取りやすいかなぁ、と感じる。

また小説を読んでみたくなった。

逆転 〜リベンジ〜/牛島 信 06318
株主総会/牛島 信 05168
株主代表訴訟/牛島 信 05171
買収者(アクワイアラー)/牛島 信 05175
MBO―マネジメント・バイアウト/牛島 信 06297

posted by GAKU at 05:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 法律 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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